入院案内
入院について
外来で診察した結果、医師が入院治療を必要と判断した方に入院していただきます。診察にはご家族の同席を極力お願いしておりますが、事情があり同席が難しい場合は、事前にお問い合わせ下さい。
入院手続き
入院が決まりましたら、患者様の日頃の生活やご病状などを担当看護師・相談員が伺い、所定の入院手続きを行います。
なお、これらの手続きには少々お時間を頂戴する事がございますので、ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。
入院手続きに必要な物
- 健康保険証、各種医療書(限度額認定書、受給者証など)
- 印鑑:入院同意書などの書類の作成に必要です。
ご本人と保護者様の印鑑(シャチハタは不可) - 保証金:40,000円
入院の際お預かりし、退院時に返金いたします。
病棟・作業療法室紹介
【1病棟 :精神療養病棟紹介】/ 60床
主として長期的な治療・療養が必要な精神障がい者の方が入院される病棟です。
患者様ができるだけ早期に家庭や社会に復帰できることを目指し、日常生活指導や作業療法などのセルフケア能力を高める療養プログラムを積極的に行っています。
【2病棟 :認知症治療病棟】/ 60床
認知症に伴って現れる精神症状(妄想・幻覚・不安など)や行動障害(徘徊・暴力・介護抵抗・興奮・睡眠障害など)のため、ご自宅や施設での対応が困難となられた方が入院される病棟です。
認知症の方の特性を十分に考慮したうえで、寄り添う看護・介護を行っています。また、生活機能回復訓練を通して、認知症による症状の緩和、こころの安定を図っています。
【3病棟 :内科療養病棟】/ 20床
病状は比較的安定しているが、引き続き医療的なケア・療養が必要な方、幅広い年齢層のうつ病の方などが入院される病棟です。
特にうつ病の患者様に対しては、安心して入院生活が送れるように、話をしっかりと傾聴し、心と身体を十分に休める静かな環境を提供しています。
【5病棟 : 精神病棟15:1】/ 35床
精神症状の急性期や、中長期にわたる段階的治療を必要とする精神障がい者の方が入院される病棟です。患者様それぞれの症状に合った治療を行い、心身の安定に努めています。閉鎖病棟ではありますが、光の入る明るい病棟で、早期の退院・社会復帰・家庭復帰を目指しています。
【作業療法室】
精神科作業療法は、作業療法士によって行われる「心と体のリハビリテーション」です。
精神疾患により生活に障害をもった方々に対し、具体的・現実的な作業活動(遊び、創作的な物から日常生活に関連するものまで)を個別あるいは集団の中で利用する事で、精神機能・対人関係能力・作業能力などの改善・向上をはかり、その人にとっての『より良い生活』が送れるように援助しています。