睡眠障害
病気の概要や特徴
睡眠障害ってどんな病気?
眠れない、眠っても夜中に何度も目が覚める、熟睡できないといったことが1ヶ月以上続き、慢性化している状態を指します。
倦怠感や眠気など、日常生活の質の低下に繋がっていきます。
睡眠障害のサインや症状
慢性的に寝不足になるため、注意力、集中力、判断力の低下や、感情のコントロールが出来なくなったり、免疫が低下して病気にかかりやすくなったりします。
睡眠障害の種類
入眠障害
寝つきが悪く、なかなか眠れない。眠るまで30分以上かかる。
中途覚醒
夜眠っている間に何度も目が覚めてしまい、再び眠れないことがある。
熟眠障害
十分な睡眠をとっていても、熟睡できず、心身の疲労回復ができない。
早朝覚醒
朝4時など、起床時刻より早く起きてしまう。また、それ以降、眠りにつくことが出来ない。
睡眠障害の代表的な治療法
薬物療法
睡眠導入剤などによる治療を行います。依存症や副作用も少なく、比較的安全な薬を使用します。
睡眠薬にもいろいろな特徴があり、強力なものから弱いものや、長時間作用するもの、中間型、短時間型、超短時間型等にわけられ、それぞれ不眠症の型、原因、程度に合わせて処方されます。
生活の改善
起きたら太陽の光を浴びること(体内時計を毎日正しくセットする)。
夕方以降は激しい運動をしない(交感神経を高ぶらせる)。日中の適度な運動は不眠症に効果的。
カフェインなどの刺激物を制限する。
ゲーム・テレビ・インターネット・音楽などは脳に強い刺激を与えるので、寝る1時間前には控える。など・・・